ため息が出たり、奥歯をグッと
噛み締めたり、ギリギリする映画だった。
女の世界は〜とか言うけども、
果たして人間社会という中では
避けて通れないこのイジワールド。
誰しも大なり小なり体験したことのある、
コミュニティでじわじわくる謎の
言語化できない心理描写などが絶妙だった。
自分はその感覚に敏感だったのか
どこにもどっぷり所属した事もないので、
ここまでの苦しみは分からないにしても、
未だに女社会のあるあるに対しての
嫌悪感たるや…
社会学をちゃんと勉強したくなった。
それにしても主人公の表情が絶妙だったなぁ。
敢えて負ける(許す、譲る)という強さに感動。
人間関係の本質が最後に見れてほんと良かった。
キンパがものすごく美味しそうで、
観てからしばらく経つけどずっと
脳の中にキンパがおる。