けんたろう

山<モンテ>のけんたろうのレビュー・感想・評価

山<モンテ>(2016年製作の映画)
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酷の酷に酷をかけた、酷で酷な酷のおはなし。


全ての全てに追い詰められ、全ての全てを失くした男の憐れな身上。
残った唯一つの道、しかし一縷の希望もない道を歩み始めた彼に、名状しがたい痛みを感じた。











そして幾年もの月日が経った。
極限は極限。人間かさえ確信を持てない状態で迎えたそのラストに、嗚咽。