いつも何かを吹っ切るかのように
バイクを猛スピードで走らせるレイ
彼は映画監督
若きパフォーマー・ローラと出会い
一目惚れし、結婚
しかしバイク事故であっけなく…
そこからが、この物語の本題
葬式での元恋人で女優のスピーチ
彼女の話を真剣に聞き入るローラ
恐ろしい感じの、静かなる火花
棺から聞こえる着信音
2階でドアの閉まる音
この家にはほかに誰か?
ローラの喪失感はローラを狂わす
レイのお気に入りのジャケットを纏い
レイのお気に入りのシガーをふかし
レイの声が聞こえ
レイの姿も見える
寂しいのではない
心の整理もつかない
どう進むか分からない
『彼女のいない部屋』の監督
マチュー・アマルリックがレイを演じる
共にテーマになっているのは喪失
今作のヒロイン、ジュリア・ロイ
その透明感あふれる雰囲気に溺れる
そして脚本も彼女と知りびっくり
真実を語らないことが真実
自身は空想の産物
難しすぎてこんがらがる😆