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最終ラウンド/ファイナル・ラウンドのs0o0のネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

原題 : Irudhi Suttru

女性ボクサーの話でバッチリMary Komとかぶるんだけど、これとはまた違う構成に。

Mary Komではインドでしかも女性がボクシングをすることのしんどさが焦点になっていたけど、この映画では「女だから云々」と言うのはなく、そういう女性だからどうこうというのがあるとすればスポーツ協会の「大きい試合に出してあげるからセックスさせて」っていうのくらい。

今回もFAQがあってRanganathan Madhavanが出てきてくれてびびったんだけど、手を上げたら当たってしまってビビりながら質問をしてしまった。

Mary KomやChak Deみたいに、インド映画における女性とスポーツっていうのは女性に対する偏見へのアンチテーゼとして扱われることが多いのに(二作しか観ていないのに多いと決めつける自分に酔いしれる)、この映画ではそういった観点はないけど、何故女性アスリートをテーマにしたのかと。

割りと迷惑な質問をしてしまったなと思いつつ、Madhavanが一生懸命考えて答えて曰くは、とりあえず事実に基づくものっていうのと面白そうだったからということ。

そりゃそうだよな、貧困層のしかも女から世界一のボクサーが出る話なんて映画化決定に決まってんじゃん。そこにジェンダーみたいなクソみたいなことを言い出した自分が恥ずかしくなった。

スポ根好きなので映画は本当に楽しめたけど、Chak Deの印象のせいで鬼コーチ役ははやっぱりShah Rukh Kkanの方が良いなと思った。
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