ダンテ・ラム監督、エディ・ポン主演の軍事アクション超大作!中国版『ランボー』と言える作品。
中国の特殊部隊と、アジア最大の巨大麻薬組織との息詰まる攻防を描いております。
非常に大きなスケールで描かれていて、これぞハリウッドに負けぬアクション超大作!
エディ・ポンと、チャン・ハンユーのコンビが良くて、いいケミストリーを見せていました。
なんとなく、ジャッキー映画っぽさがあり、シリアスな物語なのに『ポリス・ストーリー3』っぽい物語に、ショッピングモールの戦いは、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』っぽさも感じました。
麻薬漬けにされた子供たちが、テロリストの道具みたいに扱われてるシーンには、とても胸が痛みました。
ストーリーも硬派な展開ながらも、登場人物がアーロン・クォックの歌を歌ったり、セルフィーを撮ったりと、ちょっとだけ笑いがあるのが印象的でした。
中国バンザイ映画っぽいけど、そこまでプロパガンダは感じませんでした。
個人的には、ダンテ・ラム監督は『激戦/ハート・オブ・ファイト』が一番好きです!
この作品、TIFFにて鑑賞して、来日してたダンテ・ラム監督と、映画と同じポーズで写真を撮ってもらい、本当に感動しました(ファンサービス神!)
頑張って広東語で話しかけたけど、あまり通じてなかった。爆笑
そんなダンテ・ラム監督ですが、新作がまもなく日本公開されるそうで、『1950 鋼の第7中隊』という、チェン・カイコー、ツイ・ハークと共同監督した作品。朝鮮戦争を舞台にしたミリタリー超大作らしく、センシティブな内容故に、韓国で激しい反発を受けて上映禁止になるなど、かなりセンセーショナルな作品みたいです!結構愛国映画っぽいけど、気になる一作!!