面白かった!もっと早く観ればよかった!これは三谷作品の中で『ラヂオの時間』に次いで好きかもしれない!
売れない役者が映画の撮影だと騙されて、「幻の殺し屋」として街のドンに引き合わされ、演技と現実がチグハグしつつもなんとか成立していくドタバタコメディ。
佐藤浩市の熱すぎる役者もいいし、妻夫木聡の頼りない感じもいい。ボス役の西田敏行もどことなくかわいくていい。あげたらきりがないけど周りを固める人達も良かった。
というか特別出演であろう脇役が豪華すぎて笑えてくる。何人カメオ出演してるんだよ!って思った。これだけの俳優陣を使えるなんて贅沢な監督だなと。
内容は無茶苦茶なんだけど、最後はほっこりするのでそこも好み。内容、台詞、間などなどいろんな部分で笑えるし、本当に何も考えず楽しめる映画だった。満足満足。
とりあえず、ナイフを舐めるくだりは本気で声出して笑っちゃった。ひとりで観てて良かったー。
2015-159