スクリーン2番

荒野の用心棒のスクリーン2番のレビュー・感想・評価

荒野の用心棒(1964年製作の映画)
3.0
クリント・イーストウッドの出世作で、マカロニ・ウェスタン文化を盛り上げた火付け役映画として名高い。がその実、中身はただの黒澤明の「用心棒」丸パクリ映画。

画面全体がカラッと乾き切った感じが良い。
そこに立つイーストウッド。ずっと苦虫を噛み潰したような表情をしているのは本人がタバコ嫌いなせい。その表情のおかげで名無しの主人公に渋さ、ミステリアスさが与えられている、気がする。

少し歩くだけで口の中が砂でジャリジャリしそうなロケーションが最高。
西部劇ってやっぱり良いな。。。