クズの父親が死んだ。
残された家族は全然悲しめない。
だけど父親の友人たちから意外な話を聞かされて…
感動の物語になりそうなところを佐藤二朗の独特のテンポで良い感じに盛り下げる。
高橋一生目線で語られてるから斎藤工兄ちゃんと父親のエピソードが無くてなんとなくモヤモヤしました。
困った人を放っておけない、は良いけど一番困ってたのは奥さん。
新聞配達の時に事故って病院行かずアザだらけの顔に化粧して夜の仕事に出る場面に狂気を感じました。あの時点でかなり壊れていた奥さんが生き延びられたのは奇跡だと思う。
だからなんか良いお話…とは思えなかったです。
でも嫌いじゃない。