結局、外面ばかりいい父親に振り回される家族のお話
駄目な男と分かっていても最後まで指輪を外さなかったのは愛なのか情なのか意地なのか
取立て屋が家まで来ている間も勉強し、父親が失踪、母親の事故後には母親に代わって新聞配達、弁当作り、決して子供らしい子供時代を送れず、家族を支え父親の動向を追っていた長男
家庭の内情を分かっていても父親と野球を観に行った思い出やキャッチボールが忘れられない次男
そんな次男でも恋人の妊娠が判って、自分の中に明確な父親像がなく狼狽る
失踪からの13年後、葬儀に来るのは世話になったと心から哀しむ弔問客
経文を忘れいい加減な読経をするお寺さんに促され弔問客達の思い出話しが始まる
佐藤二朗が相変わらずのすべりをみせた後、いい感じに場を回し始める
やわやわしたおじいちゃんの手品が意外としっかりしていて驚く
手紙の内容はやはり気になる
