てつへい

クリムゾンのてつへいのレビュー・感想・評価

クリムゾン(2015年製作の映画)
2.2
ハロウィンの時期、両親を亡くした三姉妹が叔母の家に泊まるため、離島へと向かいます。ただこの島には悪い言い伝えがあるそうで…というところから始まります。勿論離島なので、ミステリーとかホラーとかでは必ずと言っていいほど嵐が来て逃げられません。(もしくは船全部大破+通信手段なし)

明らかにタイミングを待って出てきてるとしか見えない演出や、少年誌バトルマンガレベルで面白いくらい飛ぶ長女、顔が一定の次女と、すぐいなくなる自由人の三女。ホラーというよりSFの造形、静かにしろというのに誰一人静かにしない状況。冷凍庫の中で銃乱射しても耐え抜く頑丈な鼓膜。三姉妹以外の仲間たちの役立たずレベルの高さ。「離れないでね」って言ったそばから「逃げろ」とかいうコント感。

VFX技術はわかったので、もうちょっと…特に脚本へお金を突っ込んだほうがいいだろうと思う。総評としては「こいつら静かにしろって言われたら必ず叫ぶよね」ってことかな。
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