恐らく去年に何かの関連でおすすめとあり、ブックマークをしておいて忘れていた ジョーダンピール作品。
先日 最も信頼のおける映画の師匠よりおすすめされて NOPE
を鑑賞したものの、斬新さ！こそ感じるが、会話のやりとりなど文脈の読み取りに少し置いて行かれた事もあり、期待ほどでは無かった。
そして、デビュー作として人気のある本作にトライ。
味わったことのない
これまた 新感覚 の作品で、
個人的にはNOPEよりも好みで、
充分に恐怖を味わいつつもスリリングな展開に手に汗を握り堪能できた。
とにもかくにも 胡散臭い笑顔の集団の怖さ、不気味さがそのBGMと相成り 何とも言えない不快感を充分堪能出来た。
ゾンビやモンスターなどの見てくれの怖さ表現ではなく 表面的には穏やかで温厚な人々のちょっとした目つきや 意味深な発言 が、何一つ特殊メーク無しで 充分に恐怖を演出していた。
人種差別に対する訴えをテーマにした史実に基づいた作品などもいくつも観てきたが、本作は 何とも斬新な切り口による人種差別に対するテーマを実に変わった形のホラーとして作られていて とにかく新鮮だった
