法が絡んで少し難しい気もしたけど、人々が抱える差別って人間の本質によるものというよりは社会が与えてきた環境によるものだと思ってる。政治家は「あれは間違いでした。すみません。」で終わるかもしれないけど、当然国民は混乱するし、一度培った価値観をそう簡単には壊せない。だから法の変化に取り残された人々が排他主義というレッテルを貼られてしまうのは当人にも、被排他側にも酷だと思う。そして、自分たちがマジョリティーであることに驕ることが時代遅れと思わせるような社会になってほしい。
アメリカは特に政治と警察が入り組んでしまっている分厄介ではあるけども、せめて法の下に人を扱う代名詞とも思える警察は公平であってほしい。もちろん日本でも。
めちゃめちゃ考えさせられる映画だった。
