暗殺をテーマにした時代劇を日本一撮った(とおもう)監督、工藤栄一の面目躍如。十三人の刺客にはまだまだあった、旧来の時代劇の香りや娯楽性は完全に抜けており、ひたすら暗く重い。ATG映画にすら近いかと思…
>>続きを読む革命の意志を受け継ぐ者たち。集団における個人の埋没。東映スターシステムを打ち破った画期的な<安保>時代劇。
様式美だけでなく、殺陣シーンには手持ち撮影を導入するなど、工藤栄一の才気溢れる映像センスも…
迫真の顔面ポスターを見て中村錦之助かと思ったら里見浩太朗だったという..
ドラマ的には入り込みずらいけど、ラストの大殺陣は観て損はないし、主人公サイドが誰も生き残らないって最高に渋いオチじゃないか…
工藤栄一監督の名作「十三人の刺客」に次ぐ集団抗争時代劇1964年里見浩太郎熱演
太平の江戸の世の次期5代将軍暗殺クーデター
現世のご正道を憂いた侍五人が次期将軍の行列に切り込む。その殺陣の人数が…
友人から見ろ見ろと言われて見た。つよく勧めるだけあって最高!
建物と人物の距離と私たちの目の位置がピッタリあっていて嘘みたいな絵の美しさ。
特に大坂志郎が泥水で手を洗うところの構図はパーフェクトで完…
幕閣きってのヒール雅樂守の未知の野望が砕かれる。こともあろうに悪所新吉原で次期将軍候補、雅樂のイチ押し甲府宰相が幕政批判のみなもと山鹿素行の門人の手にかかって死ぬのかと思ったら、謎の追従者が大目付…
>>続きを読む十三人の刺客に並ぶ工藤栄一の代表作だけど、1シーンを長めに撮って映像に尋常ならざる力を持たせているから、めちゃくちゃ好みと言える映画だった。
内容はそこまで頭に入らなかったけど、絵画的な映像だけで…
アタマのナレーションが7割くらいしか分からなかった。
何しろテロップが出ないのだ。
分かるのは、芥川隆行さんの渋い声だと云うコト。
当時のお客さんはそれでも理解して、
制作者サイドも、テロップなん…
クライマックスの殺陣シーンは、カオス状態、ロングショットは今時の一般人の事故現場youtubeや、戦い真っ只中の撮影で、カメラが追いつかないpovにもさも似たり!馬鹿殿成敗モノでも、乗ってる駕籠が超…
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