CHEAPGUY

大殺陣のCHEAPGUYのレビュー・感想・評価

大殺陣(1964年製作の映画)
3.0
江戸の腐敗した政治体制を斃すために要人暗殺を企てる武士集団の物語。もっと気の利いた題名にできなかったものかとは思うが、確かにクライマックスの大乱闘は見応えがある。斬られて堀にドボンというのは時代劇によくあるシーンだが、川の中でのこれだけ大規模な斬り合いは見たことがない。題材も桜田門外などと違って結果がわからないから楽しめる。
時代ものは古い作品に限る。丁髷かつらの精巧さ、町並み、所作、全てにおいて現代のアスファルト時代劇では再現できないレベル。
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