やわらかおりりちゃん

ムーランのやわらかおりりちゃんのレビュー・感想・評価

ムーラン(2020年製作の映画)
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私がムーラン役やってたら監督と殴り合いの喧嘩すると思う。
綺麗に作ろうとしなくてええねん!家出てくシーンこちとら何回真似したと思ってんだよ!!
仲人との一悶着からのリフレクションとおとんとの良い会話のシーンすっ飛ばして徴兵の通達来たし、おとんのボロボロで辛い剣舞シーンもあんまりだし、家出てくシーンがとにかくあんまりすぎ!!!!
本当にムーラン観た人が作ったのか?ムーシューが紙で作ったみたいな不死鳥みたいなのになってて、ムーランの幻影として出てくるのすっごく悲しいんですけど。。。クリケットもリー隊長も出てこないし、謎同僚にムーラン好かれてるしヤオがイケメンなのもはや笑える(笑)ねえなんでwヤオがwwwイケメンポジなんwww こんなめちゃくちゃにするなら最後にスティービーワンダーも出して皆でパーティーしてくれたらもはや許せた。
アニメのムーランはへっぽこだけど勇気や気転はあって仲間と共に武術を習得して成長していって自分の居場所を見つけていくという共感性高いキャラクターだったのに、実写のムーランは完全にギフテッドだから共感性が低いまま始まってリフレクションと合わないんだよな。しかるべき所で全く使わない癖に変に引っ張るし。魔女と絡めるならもうちょっと最初から魔女との出会いのシーンとか丁寧にやれば…
アニメの静と動のバランスのままいけば良かったのに。。。アニメ通りシンプルに作れるはずな実写映画なんですが。。。アジア人主役のディズニー映画なのにさ、もったいなくない?私日本人だけど、ディズニーのアニメーションに自分と似たビジュアルのキャラが出てきたの当時めっちゃ嬉しかったからね?上がりどころがいまいち掴めないまま進んで最後は想定の範囲内でちょっと感動するくらいみたいな。ミュージカル映画にしなくてもせめてアニメと同じ音楽をもっと同じタイミングで使って欲しかったなぁ。エンドロールのアギレラ様に頼りすぎ。もはやエンドロールがムーランって感じ。ディズニー映画を観てワクワクして子供から大人になった人達をマジで相手にしてない映画でした。。。