ティナ

ムーランのティナのレビュー・感想・評価

ムーラン(2020年製作の映画)
3.5
オリジナルアニメとは全く別物だと思って見た方が気持ちよく楽しめると思う。
劇中歌も無いし、龍もコウロギも出てきません。不死鳥と魔女が出てくる新しいムーランなんです。

でもかっこよかった。別物として楽しめた。
サラシが命守ってファジュンが死んだことになったの良すぎる。
魔女の説得が簡単すぎたのと、死ぬのが呆気なさすぎたのが残念だが良いキャラクターだったと思う。
各キャラクターの味があまり分からなかったので、もうちょっと深堀して主人公との関わりを持たせるともっと入り込めたとも思う。

帝王とふたりで敵倒すのいいね。練習中に剣術で戦った時に“気”でホンフイと倒した時と同じ足技使ったのもかっこいい。
最後の最後までホンフイと何も無かったのも嬉しい。

結構難なくストーリーが淡々と進む。

「忠義、勇気、真実」
男のみが戦士とか、女が力を持つことは恥だとか、国に尽くすが美徳とか家族に尽くすが美徳とか、ステレオタイプというのか、国家愛というのか、中国味(まとめていいのか分からない)が強い気がした。

主人公ムーランの中性的なお顔立ちが美しかった。
ティナ

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