dowaikiは家にいる

道士下山のdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

道士下山(2015年製作の映画)
3.0
〜みるべきはアーロン・クォック〜

憂いをたたえた眼力(めぢから)俳優、俺大好きチャン・チェン(張震)祭り。再び。出番少ないけど。しかしNetflixお気に入りさ、順番変えるの反則じゃない?

冒頭からナレーションが「私の父は〜」なので、いつ息子たる主役が登場するのか待っていた。半分過ぎたあたりで気づく。
まさか!この人が主役なの!
ワン・バオチャン…顔面が…いつまでたっても主人公と認識しない俺の脳。
中国では宝宝(バオバオ=赤ちゃん)の愛称で人気らしい。知らない俺が悪い。慣れが必要なのかもしれないが慣れる気がしない。

アクションシーンの完成度が素晴らしい。ワイヤーとVFXの融合。レベルが違う。
二人の最強シィフゥ、アーロン・クォックとチャン・チェン登場から俄然盛り上がるから終盤だけでも観てほしい。ワン・バオチャンとジェイシー・チャンの本当にどうでもいいおちゃらけを乗り越えてほしい。
それにしても展開が笑ってしまうくらいに唐突で…だからこそアクションに注目できるのか…そうか。

エグザイルと結婚した人リン・チーリン。やっと認識できた。
中国における「道士」という存在を掘ってみたくなった。『霊幻道士』行ってきます。キョンシー!