大林監督の特集上映で観ていたが、発売されたＢＤ版に収録されたので、いま一度じっくり観ることがかなった。
３０年前のメイキング映像と１０年後（２００１年）のインタビュー映像のいづれもが、「ふたり」という作品のみならず、大林宣彦・恭子夫妻の映画愛に溢れた歩みを、あらためて伝えてくれる。
そして「ふたり」に携わったキャスト（エキストラも）やスタッフの方々のすべてが愛おしく、感謝にたえない。監督をはじめ鬼籍に入られた方も多いが、脚本の桂千穂氏も先月お亡くなりになっていたとは…。『桂千穂のシナリオはイタダキで書け! 』も愛読したのに、残念。
でも、作品や著書、音楽も含め、次世代に残るものは多いはず。私もしっかり伝えてゆこう。
