このレビューはネタバレを含みます
マイノリティについてかなり取り上げられるようになっても、まだまだ多様な環境の中ではそう簡単に理解されるものではないんだなと改めて感じさせられた。
新たな視点をいただけた。
ただただ美しい作品や
甘酸っぱい青春を楽しめる作品ももちろん素敵だけど
こういったもどかしさのある、
社会問題とは言わなくとも、
どうしようもない思いも実際あるんだろうと思うと、いかに自分の生活圏で自由の範囲が広いか実感させられる。
みんなそれぞれに大切にしているものや人やことがあって、
自由を大切にする人たちがそうであるように、敬虔なユダヤ教徒の方々も戒律や教えこそが大切なんだろうと思う。
この作品で一番もどかしい立場にいるのはなんと言っても夫さん。
愛のある人だなぁと。