やお

ミュージアム 序章のやおのレビュー・感想・評価

ミュージアム 序章(2016年製作の映画)
3.6
ミュージアムの前日譚だとは思いますがほとんど本編には関係がなく単発として楽しめます。

60分と満たない短い時間の中に胸くそを詰め合わせた悪趣味の連続で人の嫌な所やどんどん落ちていき狂気じみた顔つきになっていき拷問を行うなど後味の悪さ満点でとても良かったです。

拉致、JKを永遠に殴る容赦のなさとてもリアルで痛々しかったです。殺人鬼の目的は「親子愛の刑」とわかりやすく書いてある通り家族愛をもう一度確かめる場面があり、念入りに計画されシナリオ通りに進められていくシリアルキラーの凄さそして理解ができない怖さも魅力的でした。

白石監督ということで白井監督特有のカメラワークが見れて良かったのと陰鬱なお話なのでどこかコミカルなシーンがありさすが白石監督だなと思いました。
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