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ザ・クライアント 依頼人のLEGIONのレビュー・感想・評価

ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)
3.0
ある弁護士からマフィアの重要な秘密を知り、その弁護士の自殺を目撃してしまった少年にマフィアの手が迫ってくる物語。マフィアの少年に近づく手段が様々で予想がつきにくいから「いつ来るのか」という不安を常に視聴者側に与え映画全体として高い緊張感があったので楽しめた。
ストーリーは主人公が秘密を話すのか?誰を信じるのか?など人間の信頼関係などを描いているけど映画の視点は子供である主人公だから場面の盤面を見えてないところが多いし、感情の流れが自然というよりかはバッサリしていてそこまで題材としてクオリティは高く感じられなかった。殺されるという緊張感ありきのストーリーだから単純で、出来事をまとめたときあまり何も起こってないように感じたから退屈に感じるときも多々あった。
家族を守らなくてはならないとき、子供である主人公が他人の未来を握る重要な決断をすることに責任を感じるのはわかるけれど少し自己満足の行動が過ぎると思う。その行動から話しが展開されるのはいくら子供と言っても少しもったいない気がする。展開のパターンをもっと様々な形で表現した方がより楽しめたと思う。
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