みんと

ジャッキーと女たちの王国のみんとのレビュー・感想・評価

ジャッキーと女たちの王国(2014年製作の映画)
3.5
いや~もうぶっ飛びヘンテコ・エロティック・コメディ。

シャルロット・ゲンズブールって作品選ばないのかなぁ…なんて余計な事まで考えてしまった。笑

女性が政治や軍事権力を握り、男性はヴェールをかぶり家事をおこなっている、男女逆転の国ブブンヌ民主主義人民共和国。20歳の青年ジャッキーは、国中の多くの男たちと同じように、この国の独裁者である将軍の娘“大佐”(シャルロット)と結婚し、女の子を沢山もうけると言う大きな夢を抱いている。そんな中、将軍が娘の結婚相手にふさわしい男を探すため舞踏会を開催することになるが…。

如何にもフランスっぽいお下品ネタをたっぷり散りばめたブラックが過ぎるコメディ。モロじゃなくてもしっかり連想もさせる。

ただ、発想はなかなか斬新でシニカルだし鋭さも感じる。笑えるけど笑えない独裁国家あるあるも連想してしまう。
そして舞踏会シーンに至ってはスケール感すら感じるという。

ジャッキーのキャラが絶妙なうえ周りは癖ありキャラが渋滞気味だけどなんか楽しい。ひきつり気味の笑いもどこかクセになる。

でもでも、なんと言ってもラストの目玉飛び出そうな驚きは、ある意味過去1番かも~?!!!
みんと

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