井浦新さん目当てに鑑賞。
こういう境遇とは無縁の人生でもどこか共感できる部分があった。
自分より背が高い、穏やかな帰る家がある、好きな人と恋に堕ちて、自分にないものを全て持ってる、幼馴染みなのにこんなにも違う境遇。
憧れのような感情が、段々羨ましさに変わり、それが妬み嫉みに変わり、苦しめたいという感情に変わり、もうその本人に殺されてしまいたいとさえ思う。
ひねくれすぎているといえばそこまでだが、それがなんとなく分かってしまう自分もいた。
歪みに歪んで、最終的には輔はゆき兄のことを愛してたんだと思う。みきにしか向けられることのない愛を自分にも向けて欲しくて、輔はなんとかもがいていたんだと思う。
ずーっと、ある恋に囚われ続けて狂ってしまった。
恋とは恐ろしいものだ。。