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女の中にいる他人のcrnのレビュー・感想・評価

女の中にいる他人(1966年製作の映画)
3.5
サスペンス調の成瀬作品。
目線や表情で大いに語りながら煮え切らない姿や自己中心的な自白をする男性。うんざりするけど、悩んでいる姿はリアル。それに対しての女性は、慈しみに満ちているようでいながら何でもできてしまう。でもリアクション的。核はこの時期の映画らしく、弱さのある男と意識を強く持つ女。終わり方は、あれでよいのだろうな。
この時期の観客は、これをどう観たのだろう。
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