批評会に臨むために見た成瀬晩年の作品。
ヌーベルヴァーグの若手が、映画界を席巻する時代にあり、対抗するように撮ったのではとおもわせる作品。成瀬らしからぬフィルムノワールな味わいは、晩年ながら野心作で…
『女の中にいる他人』新珠三千代を迎えた心理ミステリー。コントラストが印象的なカメラワークなど様々な映像技巧で罪悪感を煽る。成瀬の晩年のチャレンジで増村保造っぽい女性ノワールというような趣向でなかなか…
>>続きを読む初見は、池袋・新文芸坐「成瀬巳喜男監督特集上映」で鑑賞🎥
新珠三千代の名演が光る成瀬巳喜男監督の大傑作‼️✨
印象的だったのは、終盤の「花火」と並行しての『ウイスキーをくれないか』という小林桂樹…
トンネルでの告白シーンがこの映画の白眉。ラスト近くなると、夫のモノローグ→友人の演説→夫婦の議論→妻のモノローグ、と台詞による説明が延々と続いて、成瀬らしくもない。せっかく打ち上げた花火もちっとも鮮…
>>続きを読む親友の奥さんと不倫の際、首締めプレイが度を越してしまって殺してしまった男と、そのことを打ち明けられた妻の話。
男は罪の意識から自分が殺人を犯したことを妻だけでなく、当事者である親友にも打ち明けるが、…
成瀬巳喜男に挑戦 第2弾
ちなみに第1弾は『乱れる』
イングリッド・バーグマン主演『不安』みたいだったー
不倫しておいて、勝手に悩んで勝手に落ち込み、妻に打ち明けてスッキリした☆とか…
はぁ…