河

先史時代のキャバレーの河のレビュー・感想・評価

先史時代のキャバレー(2014年製作の映画)
4.0
boro in the boxで監督の表現手段の比喩のように排水溝ひっくり返したようなカメラが出てきたけど、今回は内臓カメラで、内臓にそのカメラを突っ込んでいくことで映る世界を見せてあげようみたいな、ゆうたら監督の見えているもしくは表現したい世界を見せようみたいな、所信表明みたいな映画になっている

内臓っていう、普通の社会的な生活では見えないようにされている、かつ見ること自体がタブーとされているものを表現のモチーフとして使っていて、それに目を向けることの快楽みたいなものを突きつけようとしている的な理解でいる

排水溝周りだったり臓器系が本当に苦手なので拷問のような気持ちで見てる まだこの作品はわかりやすいしかっこよくて良かった 回るレコードにケチャップかけてる映像が内臓を想起させるイメージになるのこの監督くらい
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