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愛を歌う花のnaのネタバレレビュー・内容・結末

愛を歌う花(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ハンヒョジュのために観たから、常にハンヒョジュ(ソユル)側に立って観ていた。
ハンヒョジュの演技がとても良くて、感情移入しまくって泣いた。
特に泣きながらヨニのレコードについて歌うソユルの姿、めちゃくちゃ辛かった。
こういう話って大抵そうだけど、ソユル自身がヨニに歌を習わせたり、ユヌと知り合わせたり、憧れの歌手と知り合わせたりと全てを辿ると自分に辿り着いちゃうから余計に辛いよね。

ヨニは酷いことになったとはいえ、少しくらいソユルに何かできたのではないかと思ってしまう。
最期まで開き直って(るわけでもないんだろうが)自分のことについては触れない。
まあこれも私がソユル贔屓して観てるからそう感じたんだろうけど。
もっと最初の段階で何か行動してればここまでの悲劇にはならなかったかもしれない。

ユヌは最低男。もう最初からわかって観てたので、幸せなときでも「あ〜こいつ…」と思いながら観ていた。
最初の段階で行動しなきゃいけなかった1番の人間はお前だよ。

歌声は本当の歌手があてていると思っていたけど、全部二人が歌ってたんだよね?
めちゃくちゃ上手いな。
特に最後の「愛の嘘」はすごく良かった。

「朝鮮の心」はヨニ役の子が書いたんだね。
にしても、ソユルが朝鮮の心になりたいって言ってるのにヨニのデビュー曲に「朝鮮の心」って名付けるところとかもう本当にね。

日本語は、まあいつもの韓国映画の日本語。
ハンヒョジュはビューティフルインサイドでも綺麗に日本語話してたイメージあるけど、やっぱり綺麗。上手いってわけじゃないけど、綺麗です。

妓生と、西洋風の衣装がとても綺麗で、というかハンヒョジュがとても綺麗なので、それだけを見てもある程度満足できると思う。

後から確認したらメイン3人全員ビューティーインサイド出てるじゃん、びっくり…
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