伝統歌と流行歌、、激動の時代の中で変わり行く「歌」と共に、人々の運命も翻弄されていく、韓国映画らしいドラマチックな展開を堪能。レトロモダンな街並みやファッション、数々の歌もいい。そしてふたりの女優さんが美しいです。
ただ、結婚を約束した女性の親友に惹かれていく、というのは三角関係でありがちなんですが、そのきっかけとなった歌の上手さに関して、ふたりの差が私にはよく分からなかったので、ちょっと違和感がありました（これは私の音楽に対する教養のなさが原因なので映画のせいではないです）。
また、ハン・ヒョジュさん、今回は汚れ役までチャレンジしていて、それはそれで魅力的なんですが、綺麗過ぎて嫉妬に狂う凄味はちょっと、、。いっそ、ふたりの役が逆でも良かったかも？とも思いました（でも、それもちょっと違うか、、）。
