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不能犯のblackmonkeyのネタバレレビュー・内容・結末

不能犯(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2023年76本目
【あらすじ】
超能力者宇相は復讐代行を行っており、世間を騒がせる爆破事件と共に警察の多田(宇相の能力が通じない唯一の人間)、百瀬が宇相が関わる事件を追う。宇相は依頼人の妻を暴行したおじさんを殺害(実は妻が麻薬、不倫をしていた)、多田の同僚の河津に依頼人され、息子を冤罪で自殺させた夜目を殺害(河津は真実をばらされ逃亡しようとして死亡)生き別れた姉妹の妹から依頼され姉を操り姉の夫を殺害(妹は実は姉が妹を大事に思っていたことを知り自殺、姉の夫は女好きのダメ男)を行う。姉が宇相を殺そうとして多田ら警察を利用して接触、自身の自殺の罪を宇相になすりつけるが、多田は真実を供述。同時に爆破事件の犯人が過去多田が捕まえ、立ち直らせた川端とわかり、彼は多田を失望させようとしていた。川端に襲われる多田だが、川端に嫉妬する先輩から依頼された宇相より川端は殺害され、新たな爆発は多田により阻止され、爆発により昏睡していた百瀬も助かり幕。

【感想】
キャストも豪華で、スリラーな展開と復讐の裏にさらに真実がある展開は面白いものの、復讐代行としては「怨み屋本舗」が頭から離れず。これに比べて復讐代行者の人物像が見えないのと、依頼者の思慮の浅さが残念。若夫婦の妻がいきなり薬物中毒で不倫してたり、生き別れた姉妹の妹が姉を不幸にしようとする→姉の手紙呼んで自殺が唐突感あり。松阪桃李、間宮祥太郎のサイコパスは良かった。
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