このレビューはネタバレを含みます
さらに慎み深く、隠居暮らしをしてたシドニー。
今回もひたすら過去が逃がしてくれなかった。
『羊たちの沈黙』や『セブン』が挙げられていたように、いっちょ前に連続殺人事件としてミステリーが展開するのが印象的だった。
そんななかで個人的にランディが意外過ぎる形で再登場したのが嬉しかった。今回もルール解説をしてくれてありがとう。結局一番信用できるのは死人ってね。死なないと信用が得られない世界って。。。
映画製作現場というまた一味違うメタによって、過去の巡礼だったり、現実と役どころであったりで微妙に別のスリルが体験できた。ダブルゲイルなんかは面白かった。
毎度しっかりスクリームしてくれるのも安定の満足度に寄与している。
「死ぬもんか！」って立ち向かってくるの、終盤における全ホラーモンスターの叫びだよなと思ったり。
ただ今回はマスクとった瞬間はまず「誰？」ってなったのは申し訳ない。どちらにせよ隠し子とか知るかよ！って感じなのだけれど。
最後はまさかのゲイル×デューイでホラーらしからぬハッピーエンド。
三部作として綺麗に終わらせようとしているのが好印象だった。
まぁ、終わらないんですけどね。（そのルールからだけは決して外れられないんだな。）
