らんらん

ねこあつめの家のらんらんのレビュー・感想・評価

ねこあつめの家(2016年製作の映画)
3.0
昨夜CS80さんのレビューを読んで、丁度PC作業があったので猫BGMと思ってながら見しちゃおうと思ったのだけど、案外手を止めて見てしまった。私はながら見に向かなかった。

画面の中の猫はとても野良には見えず、猫も人間もファンタジーだったけど、猫も、猫あるあるも可愛らしいのは間違いない。
人間ドラマも良くはないけど悪くもなくて、青白い光を放つ都会のアクアリウム部屋を捨て、陽光と猫と猫グッズ溢れる縁側へ回帰する話。自分再発見。こう書くと陳腐だけど俳優さん達が上手かったので見られる。猫は案外BGM的で喋ったりはしない。


全然関係ないけど。。

私がこれまで縁あって一緒に暮らした猫は全5匹で、皆野良出身。最後の猫は16歳で天に召されたけど、ついこないだふと夢に現れた。何故か日本語をぺらぺらと喋っており、夢の中の私とお喋りをしていた。猫が沢山いる部屋で、私達は塀の上に並んで座っていた。

その猫と最初に出会ったのはスーパーの駐輪場だった。家まで付いて来たのでそのまま飼うことになった。当時、生後3,4ヶ月くらいの子猫で、周りに兄弟猫も母猫も見当たらなかった。翌日再び彼女を連れて行ってみたけど何もいなかった。

当時から子猫一匹で不思議ではあったし、出自も謎だった。そう言えば喋れるようになったし折角だから聞いてみようと、「ウチに来る前はどうやって暮らしてたの?」と覗き込んだ。
すると彼女(三毛猫)は、「うーん覚えてないねぇ、まだ小さかったからねぇ・・」
と言った。
妙に説得力があって感心した。私だって10歳くらいまで記憶ないもの!(ウソ)ちょっと狐につままれた気分だったけど、でも元気そうで良かった、また来て欲しい。
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