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先生! 、、、好きになってもいいですか?のqpのレビュー・感想・評価

2.5
 響は友達とは違って恋愛に無関心で物静かなまじめ女子高生です。でも、普段はぶっきらぼうな伊藤先生が生徒想いの一面があることを知って恋に落ち、という話です。

 響、恵、浩介の3人グループ各々が各々の先生のことを好きです。私の中では高校教師に恋したり、先生の部屋に行くなんてありえませんが、これだけ美男美女の先生がそろっていれば、あるのかもしれません。

 恵は恋に恋している感じですし、浩介は高嶺の花を眺めている感じです。ただ、響のように恋愛に無縁でまじめに部活してきた人ほど一途で思い込みが強いです。ただ、かっこよくてぶっきらぼうだけど生徒想いな伊藤のような先生がいれば恋してしまうのも分かるなと思ってしまいます。

 こんな感じで、容姿のよい先生に恵まれた学校と冷めた目で見てしまい、恋愛は盛り上がりませんでした。

 それで片想いが長続きするのかと思いきや、響の告白が早いです。ナポレオンの言葉、「お前が未来に出会う災いは、お前がおろそかにした過去の報い」が話を動かしていますが、これで動くとは真面目だなと思ってしまいました。でも、自身の行動で肝に銘じたい良い言葉です。

 学校で簡単に2人の関係が問題化しますが、その後も2人は簡単に会っていて、その辺からよくわかりませんでした。問題化しても3人グループで仲が良いのがうらやましいと思いました。友達がトラブルにあっても友達でいられる関係は良いですね。

 広瀬すずがチアダンやちはやふるのイメージが強かったので、不思議な感じを受けました。生田斗真は不器用で静かな先生を良く演じています。でも、最初のダメ出しは面白かったですけど。
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