あらすじ:自分ばかり可愛がってると、死んでなお生者を悪い方へ導くかも。
終末期患者の家に住み込みで看護しに行ったんだけど、ナニかいる…というお話。
好奇心を煽り、人生を吸い取るまで快楽を与えてくる、ひとを惹きつけてやまない、折り合うことが不可能な闇の魅力を描いてるのかも。出て行きたくて仕方ない家だったのに、来訪者を拒むようになり、ついには家主にまでなってしまったという心の動きを追うに、そういう話なのかなと。
B級スリラーを期待してたら静かな心象映画だった。A24ぽいけど少し敷居の低い、好き嫌い別れそうな作風。分かりにくいから得意ではないけど、不思議な魅力があった。悪夢に登場する人物の顔や動きは、あんな感じだった気もする。