ガルベス

LIVE FOR TODAY 天龍源一郎のガルベスのネタバレレビュー・内容・結末

LIVE FOR TODAY 天龍源一郎(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「LIVE FOR TODAY - 天龍源一郎 -」を鑑賞。
プロレスラー天龍源一郎が2015年に引退表明してから両国国技館で引退試合を行うまでを描いたドキュメンタリー映画。
「馬場・猪木をピンフォールした唯一の男」、「ミスター・プロレス」と称されメジャー団体のトップを張りながら、デスマッチや女子との試合など様々な経験を繰り返した天龍。
腰の大怪我等でまともに動けなくなったことで、ミッキー・ローク主演「レスラー」(2008年)の哀愁に共感するようになった佇まいにはグッとくるものがある。
引退ロードに至るまでに先輩(カブキ、小鹿、ドリー)、後輩(川田、小橋、小川良成、鈴木みのる)、若手や女子プロレスラーに尊敬され慕われる姿を見て、本当にお腹いっぱいのプロレス人生を送ることが出来たのだなと実感。
「プロレスは伝承文化」と語る天龍のDNAはこれからも脈々と受け継がれていくのでしょう。
何より青春時代を犠牲にしてまで父を献身的に支えた娘の紋奈さんとの絆の深さには思わず目頭が熱くなってしまった。
ナレーションは染谷将太、エンディングテーマは天龍の入場曲「サンダーストーム」。
ガルベス

ガルベス