えりんこ

娘よのえりんこのレビュー・感想・評価

娘よ(2014年製作の映画)
3.5
初めてのパキスタン映画。母とアッララキと娘ザイナブの結婚からの逃避行。デコトラ野郎ソハイル(元孤児で元ムジャヒディン)がイケメン。パキスタンの山脈あたりには、さまざまな部族がいて喧嘩したり仲良くしたりを繰り返しながら暮らしている。手っ取り早く仲良くなるには結婚は便利な制度だった。殺したら殺し返すのが道理の文化。殺し合いをやめたい、仲良くしたい、だから10歳の娘で許してやる、とな。女性は男性の所有物として、取引される。「兄が死んだら俺のものにする。」とか、怖すぎ。初夜のシーツは代々取っておくのね。
自分で人生を選びたいよね。失敗したとしてもね。
まず女性陣の衣装がきらびやか。リアル乙嫁物語の世界だ。花嫁衣装なんて最高だ。食べ物も美味しそう。文化を生きつつ、新しい大都市もある。そしてTOYOTA。マツダまで。砂漠や悪道でも走れる優れものなのね。
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