マクガフィン

TOKYO CITY GIRL 2016のマクガフィンのレビュー・感想・評価

TOKYO CITY GIRL 2016(2016年製作の映画)
3.0
■EP1:LOCAL→TOKYO(監督:志真健太郎) 3.3
人生や現状を見つめなおし、様々な人との出会いと別れは成長になった、あの時は、上京したTOKYOから郷里へのノスタルジアに。

■EP2:あなたの 記憶を、私はまだ知らない。(監督:佐藤リョウ)2.7
十字架を背負うことで、二重事故のトラウマを開放するが、モチーフが違うのでは。肩の力が入り過ぎに。

■EP3:幸せのつじつま(監督:山田能龍) 3.0
女の嫉妬が渦巻くことをコミカルに描くことを上から目線で見れて、優越性を誇示できるような面白さと楽しさで飽きはしない。

■EP4:ひらり、いま。(監督:澤口明宏)3.0
子離れできない父親と、親離れしきれない娘の意外と似た者同士の関係は、親一人子一人ならなおさらに。そんな、ちょっぴり微笑ましい物語。

■総評 3.0
前作「TOKYO CITY GIRL」同様に、東京で生きる普通の若い女たちの姿を描いたオムニバスムービーなのに、監督が全員男なことは邦画の特徴に。本来のコンセプトであろう、監督・俳優の若手育成の成果がまだ出ていないことが残念。トータル的には「TOKYO CITY GIRL」と比べると、様々な面で劣っている。