切ない世代交代。
メーターたち初期メンバーの影がかなり薄く、マックィーンが新しいスポンサー企業にトレーナーとして従事するラミレスと出会い、自分と向き合う話がメインテーマ。
輝かしい成果を上げてきた人ほど新世代の台頭は耐え難いものだと思います。
特に体力の低下が年齢とともに進んでいくスポーツの世界だとより一層強いもの。
そんな話をこれまで大活躍してきた主人公のマックィーン、新キャララミレス、元師匠のハドソンを通して描いています。
ライバルが言う「引き際は若者が教えてくれる」というセリフや「老いを認めなければならない」と言ったアドバイスなど、マックィーンにとってマイナスなセリフが多いものの、それに立ち向かおうとする姿勢にディズニーっぽさを感じました。
レース前の特訓の終わり方から、あれ?っと思い、ラストはまさかの展開。
そういう勝ち方もあるんだと思いつつ、意外な終わり方をしました。
ディズニー系なのでバッドエンドにはしないものの、妙に現実を突きつけてくる、、
最近のディズニーは夢ばかり見せてこないような構成になってるのかな、、?
カーズシリーズの前2作が子供向けだったのに対してこの映画はかなり大人向けでした。