テンポの良さとアクションが楽しい作品。
コンパクトに纏まった小気味良さ。
死ぬとすぐに生き返る人類が現れ、亜人と呼ばれる。
戦闘のテンポも良く短くまとまっているし、アクション映画としては十分見る価値があり、アクションシーンは宣伝で強く推していただけのことはあるなと思いました。
何度殺しても死なない「亜人」が象徴するのは「命の重さ」
「人に殺される」という苦しみを何度も負わされたことで、亜人が人間に恨みを持つようになり、人間の命を軽く見るようになるように思います。
ただ、この映画は、彼らが象徴する、その「命の重さ」より、人を楽しませるエンターテイメント性を重視してしまったところが、物足りなかったとこ路かなと感じました。