このレビューはネタバレを含みます
んー、普通(笑)
アクションは確かに凄げ。
効果音とか音楽も格好いい。
幽霊?の戦闘描写は迫力ありました。
ただ、『凄い』じゃなくて『凄げ』なんですよね…。
だって、何やってるのかイマイチ分からなかったですからね(笑)
どうなれば勝ち、とかも不明だし。
あ、でも飛行機突っ込みシーンはめちゃくちゃ良かったです。
次にストーリーですが、ガバガバです(笑)
まぁこれは期待してなかったからいいんですが。
肝心の『亜人』という生き物の設定すらもガバガバ。
これはいかがなものか。
『首切ってドラム缶に入れても、体の方から再生するのでは?』
『最も大きい肉片から再生する、って、細切れにされてる最中に絶命したらどうする気?』
『冷凍して破壊しても、溶けたら再生するよね?』
とか、なんかハテナばっかでした。
これが、戦闘描写楽しんでるときにもノイズになる。
映画単体の問題なのか、原作も同じ問題抱えてるのかは不明ですが。
そして、最大の問題点は、現実味の実現。
HIKAKIN登場させてましたが、
『これは本当に日本で、日常で起きている出来事なんですよー』っていう、リアルな演出を狙ってるのだとしたら、
それ以外のところに現実味が無さすぎる。
本当に、現実で、日常で起きてることを強調したいなら、
映画の色調はもっと現実味のある色に寄せるべきだし、
何よりキャストはもっと無名の人を使うべき。
有名人が出てれば、どうしても『お芝居』感が出るものなんだから。
良かった点は、映画の尺の関係で、バッサリカットしたところが多いとこ。
見ていれば察せられるレベルにはなっていたし、
映画なんだから『あえて語らない』演出はアリだと思う。
佐藤の過去とか、警察側の眼鏡と亜人の関係とか、
語られてないから想像する余地があって、
こういう演出は好きです。
あと、原作では頭脳戦要素もあるみたいですが、
映画でも、亜人粒子のシーンはなかなかよかったです。
あ、そういえば、
なんか可愛いけどめちゃくちゃスタイル悪い子がいるな-、と思ったら川栄李奈で笑ったwww
佐藤のキャラは一周回ってアリだと思います🙃←