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亜人のMAOWのネタバレレビュー・内容・結末

亜人(2017年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

んー、普通(笑)

アクションは確かに凄げ。
効果音とか音楽も格好いい。

幽霊?の戦闘描写は迫力ありました。


ただ、『凄い』じゃなくて『凄げ』なんですよね…。
だって、何やってるのかイマイチ分からなかったですからね(笑)
どうなれば勝ち、とかも不明だし。

あ、でも飛行機突っ込みシーンはめちゃくちゃ良かったです。



次にストーリーですが、ガバガバです(笑)
まぁこれは期待してなかったからいいんですが。

肝心の『亜人』という生き物の設定すらもガバガバ。
これはいかがなものか。

『首切ってドラム缶に入れても、体の方から再生するのでは?』
『最も大きい肉片から再生する、って、細切れにされてる最中に絶命したらどうする気?』
『冷凍して破壊しても、溶けたら再生するよね?』
とか、なんかハテナばっかでした。

これが、戦闘描写楽しんでるときにもノイズになる。

映画単体の問題なのか、原作も同じ問題抱えてるのかは不明ですが。




そして、最大の問題点は、現実味の実現。

HIKAKIN登場させてましたが、
『これは本当に日本で、日常で起きている出来事なんですよー』っていう、リアルな演出を狙ってるのだとしたら、
それ以外のところに現実味が無さすぎる。

本当に、現実で、日常で起きてることを強調したいなら、
映画の色調はもっと現実味のある色に寄せるべきだし、
何よりキャストはもっと無名の人を使うべき。

有名人が出てれば、どうしても『お芝居』感が出るものなんだから。




良かった点は、映画の尺の関係で、バッサリカットしたところが多いとこ。

見ていれば察せられるレベルにはなっていたし、
映画なんだから『あえて語らない』演出はアリだと思う。

佐藤の過去とか、警察側の眼鏡と亜人の関係とか、
語られてないから想像する余地があって、
こういう演出は好きです。


あと、原作では頭脳戦要素もあるみたいですが、
映画でも、亜人粒子のシーンはなかなかよかったです。




あ、そういえば、
なんか可愛いけどめちゃくちゃスタイル悪い子がいるな-、と思ったら川栄李奈で笑ったwww



佐藤のキャラは一周回ってアリだと思います🙃←
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