再鑑賞
監督の河瀬直美が撮る自然の風景やカットの美しさに毎度驚かされる。生命の神秘とそれにリンクする自然の映像に魅力された。
ドキュメンタリーっぽいけどドキュメンタリー以上のものを感じさせられる…
こんなに美しい終わり方をする映画を今まで観た事がない。最後を観るためだけに、もう十数回は鑑賞した。
河瀬直美監督の書き下ろし作品は、比較的に抽象的で独りよがりな作品が多いが「光」は、わかりやすいスト…
河瀬直美監督の作家性なのか、作品全体に強い芯のようなものを感じて、それが凄く心地好い。
無駄なところが全然ないように思える。
映像ひとつひとつがそこに映し出される意味を思わず考えずにはいられない幸…
素晴らしくよかった。
写真家が光を失うって、この世に神はいるのかって思ってしまう程、辛い事。わずかに見えている光にすがっていたのにそれさえも…切なすぎるよね。
その光を失っていく寂しさや、恐…
こんなにも美しく光を映す作品があるなんて。
まさに「光」のタイトルが相応しい。
自分もその場にいるかのようなカメラワーク。
暖かく柔らかい自然光を中心に光の反射なども使い、普段自分が感じている以上に…
河瀬直美さんの映画には人生観を変える言葉がいくつも出てきます。 「映画とは誰かの人生と繋がること。」「私たちは、この世を見るために聞くために生まれてきた。だとすれば、私たちは、なにかになれなくても、…
>>続きを読む永瀬正敏がかっこいい。
すごく抑えた演技で、淡々と演じていて、物語が生まれる。
役者が出ることで、作品の深みが何十にもかさなって奥行きが生まれる。
決してお涙頂戴にしないのは見事。
現実でしかない…
©2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、Kumie