ゆず

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章 嚆矢篇のゆずのレビュー・感想・評価

4.0
前作2199からヤマトに入った私。テレビで見始めて、第7章だけ映画館でも観た。毎回感想をブログに綴っていたなあ…、なにもかもみな懐かしい…。おそらくこの2202全7章も2199の時と同じくそのうちテレビでやるんだろうけど(だって第2章は第3話〜6話までとか公式に書いてあったりする)、テレビ組は第1話期待していいよ!いきなりの艦隊戦だよ!巨大なチョコバーみたいなのが出てくるよ!第1話面白いよムシャア。1話切りなんてさせない!そんな熱い想いが伝わってくる前半だった。

後半の第2話相当部分も戦いこそないものの、興味深いシーンの連続。前作でヤマトがコスモリバースを持ち帰ったおかげで、地球が元の美しい姿を取り戻しつつある西暦2202年。たった3年で惑星の環境を再生させるイスカンダルの科学ってマジパネエ。地球にいるのは今や地球人だけではないということも、さらには新たな新兵器のお披露目もあってワクワクしてしまう。ヤマトによって時代が激変した感じがヒシヒシ伝わってくる。古代と雪の関係の進展や、その愛車の色!(どっちの所有なのあの車)いきなり不運な新見女史がいたと思えば、玲はカッコよすぎる登場がマジパネーション。玲ちゃん何を思ってあんな黒魔女みたいなパイロットスーツ着てるのか(笑)2202年においてヤマトクルーはそれぞれの人生を歩んでおり、中には困難な道をゆく者たちもいるんだけど、そんな様子がザッと感じられる内容。

第1話は戦闘を通してのファンサービス、第2話はドラマやキャラを押し出したファンサービスと捉えることもできる。テレビアニメ2話分の長さで実は60分もない作品だが、新たな宇宙戦艦ヤマト2202の船出としてとてもワクワクする内容だった。次章では、ついにヤマトが再びの発進となるようだけど、まだ何のために飛び立つのかも見えてない。その辺も楽しみすぎる。6月下旬に第2章「発進編」公開。果たしてヤマトクルーは全員集まるのか!?
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