あきしげ

シーボーグのあきしげのレビュー・感想・評価

シーボーグ(2016年製作の映画)
2.0
ムチムチ三人娘がプロレス、カンフー、知識で暴れる。

良かった点。

・主要人物の三人娘のキャラ
・シリアスにコミカルな要素

悪かった点。

・アクションにスピード感なし
・男があまりにもオマケすぎる
・エイリアンが弱すぎて萎える

オーストラリアではカルト的な人気の作品。
その理由はムチムチ三人娘と超展開な内容。

赤髪、金髪、紫髪とひと目で分かる。
赤髪の主人公は反抗期でプロレス技。
金髪の友人はオシャレとカンフー技。
紫髪のオタクは知識と強運の持ち主。
このように三者三様のキャラクター。

安定した三人娘のおかげで製作陣は遊ぶ。
基本的に内容はシリアスSFアクション。
そこに緩衝材となるコミカル要素がある。
特に主人公とその友人は体を張っている。
さすがに本作がプロレスを要にしている。

肝心のシーボーグは最初と最後だけ。
物語のきっかけと敵を倒した爽快感。
それだけの存在なのでちょっと微妙。
その仲間の設定もガバガバすぎます。
サイボーグなのかゾンビなのか微妙。

三人娘は体格が良く下半身がどっしり。
これは完全にマニア向けの配役である。
反抗期、ビッチ、オタクの3パターン。

エイリアン侵略モノだがスケールは牧場程度。
そのエイリアンもプロレス技で倒される弱さ。
更に緑色のスライムをかければ溶けてくれる。

バカ映画の要素が詰まった作品。
ただ、もう一押しが欲しかった。
エイリアンの設定が大味すぎた。
ここをもう少し練れば良かった。

ムチムチ好きには堪らない作品です。
あきしげ

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