メイマーツインズ

gifted/ギフテッドのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
4.1
《いちばん大切なのは、”愛する〟才能》

この作品はFilmarksで高評価ということもあり、未鑑賞ながらソフトを購入した作品。
ソフト所有で初鑑賞。

3人のこどもの父親として、かなり考えさせられる。


天才数学者だった姉が自殺し、その子メアリーを養うフランク。
メアリーはgifted(先天的な数学の天才児)だった。
「メアリーを普通に育てる」という姉との約束を守り、英才教育を考える祖母と親権問題まで発展し、葛藤するフランク。
決断を下したフランクだったが…


夕日をバックにフランクとメアリーが会話するシーンが最高だ‼︎
この美しい情景に心を奪われてしまう。
そこでフランクのメアリーへの言葉がなんとも沁みる。

「俺たちは何があっても一緒だ」


こどもにとって、本当の幸せとはなんだろう?
こどもは育つ環境によって大きく左右される。こどもの将来を考え、最高の環境を与えたいと思うのは親としては当然だろう。ただ行き過ぎは親のエゴにもなりかねない。
こどもをのびのびと育てるにしろ、英才教育にしろ、一番大切なものは”愛情〟。
そんな当たり前なことに気づかせてくれる作品です。

”子育てで大切なことも映画から学べる〟ですね…