ギフテッドの姪をどう育てるべきか葛藤するお話。
フランクの気持ちも祖母の考えも分かるのよ。
分かるけど、大人の欲を押し付けてしまったらそれはメアリーのためではなくなってしまう。
祖母は欲を押し付けすぎただけなのよね。そしてフランクだって、もしメアリーに”普通”であることを強要していたら祖母同様にアウトなのよね。
ストーリー上、いったん丸く収まったけれど、まだまだ分からんよなこの話…というのが素直な感想でした。
映画のレビューというよりただの気付きになってしまうのですが。
「あの人より幸せに育てられるのか？最高の環境を提供できるのか？」と問われて、自信を持って「私がベストだ」なんて答えられる親いるのかね？
いないよね。答えられたらそれこそ親のエゴだよね。
だからこそ言えることはフランクと同じで、ベストかは分からないけど絶対にずっと一緒だという台詞。
時に才能（又は障害）という、持たない人から見れば”特別”と感じることを活かして強みにすることはできる。
でもそれってすごく難しいなと思うここ最近。
というか本来みんなそれぞれに特別な部分を持ってるよねお互いを認め合えるといいよねと思える環境を提供したいのです私は。
