妹が遺した姪っ子のメアリーを引き取ったフランク。
メアリーは数学の天才であるが、フランクは普通の子として育てようとする。
それはフランクの姉も天才ともてはやされ自殺した過去があるから。
アメリカ映画ではお決まりのように裁判沙汰となるのだが、そこにこそ泣きの要素が入ってくる。
正直言って展開は読める。
裁判の結果から残り時間を照らし合わせれば。
ただメアリーを演じるこの子役が実に上手い。
本当に天才のように見えるというのは大したもので、彼女の存在がこの映画には不可欠だと思う。
それにしても父親を演じるクリス・エヴァンスの逆に無個性はどうなのか。
キャプテン・アメリカのスーツを脱ぐと普通人だったと(笑)