YACCO

gifted/ギフテッドのYACCOのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
4.0
「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン 」シリーズの監督、マーク・ウェブの新作「gifted」を鑑賞。
見始めてすぐに、全体のお話の流れは見えてくるものの、安定のストーリーとオシャレな映像(夕日をバックに語り合うふたりのシーンは秀逸)、温かい目線の心理描写で安心してみる事ができた。悪い人がいるようで実はいない物語は、見ている側の心のストレスも少なくていい。(笑)

天才少女メアリーがとってもかわいくて。彼女の一挙手一動がキュート。ちょっとこまっしゃくれた感じも嫌味にならなくて良かった。なんというか、彼女のすくすく感(伝わるかしら?笑)が良かった。
そんなメアリーを引きとって育てているフランクは、わたしのなかではキャプテン・アメリカのイメージが強い(というか、強すぎる)クリス・エヴァンス。髭を生やして、普通の服をまとったら、こんなにナチュラルな演技ができる人だったとは。途中から、キャップのことは忘れてしまいました。そうそう、メアリーが愛する片目の猫フレッドもとっても大切な役でした。

いい意味でも悪い意味でも心をえぐられるような映画ではないものの、目頭が熱くなったり、心がほっこりしたりと見ている側を楽しませてくれる映画だったと思う。
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