インドの田舎が舞台となると「ランガスタラム」のような雰囲気はあるが
こちらは米国のNASAという最先端で働くシャー・ルク・カーンが乳母を引き取ろうとインドを訪れる。
しかし最先端の暮らしからみたインドは原始の生活のような暮らしぶりであった。
日本で言ったら明治時代くらいな感覚だろうか。
電気の供給は途切れ途切れ。人工衛星もインターネットも知らない。
女性の地位は低く勉強など不要と思われてる。
今もカーストに支配され、低カーストの人たちは着るものも住む場所の屋根さえもない状態。そこの子供は水を25パイサで売るというギリギリの生活。
ただし支配者層は世界一大きな国。文化と歴史の国と豪語して
現状を変えようなんて少しも思わない。
そんな現状を変えようとシャー・ルクがとった行動とは。
見終わった後には清々しい気分になれるいい映画です。
意志のあるところに道は出来る。