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Girl Walk//All Dayのhitomiのレビュー・感想・評価

Girl Walk//All Day(2011年製作の映画)
3.3
ウチらの時代の作品!(kemio風)
PVのスクラップブックみたいで、2010年代らしさが詰まってる。今この時代に、スマホで観るからこその価値がありそう。

懐かしい曲が多くて(リミックスされてたのもよい)、そして口角が上がるようななんとも言えないゆるい幸福感で笑顔になるシーンがあって、でもなんだかリアルで、よかった。

特に序盤のBeyoncéのSingle LadyからのMiley CyrusのParty In The USAはエモすぎ…

ところどころ早回ししながら観たのも楽しかったな。「映画」ってもっと身近なものだった。気楽に作られて、気楽に公開されて、気楽に観ていいものだったって思い出させてくれました。
最近色々考えすぎて、頭でっかちになってたみたい。

無料公開されてるのは、情報過多な世の中で「人の目に触れないこと」は「存在しないこと」として捉えられてしまうからこそなのかな。監督の意図は分からないけど。常々そう思うので。

あと単純に撮り方の構図が好き。シンプルで綺麗。



以下若干ネタバレ。









始まりのバレエの教室はまさにわたしの幼少期を見ているようで、なんか辛かった。笑
骨格は細くなくて、みんなより少し早く成長してしまって、型にはまろうとしてるのにうまくいかなくて。
でもそんな彼女があんなに生き生きと踊っていたのが魅力的だったなあ。みんな誰しもがそれぞれの輝く場所って用意されてるんじゃないかなって信じさせてくれる。


”Why are you dancing?”
“Because I’m happy.”
“You should always be happy.”

名言すぎる。どこか忘れない場所に書き留めておこうっと。
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