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レーニンのキノ・プラウダのTSのレビュー・感想・評価

レーニンのキノ・プラウダ(1925年製作の映画)
3.0
短文感想 70点
ジガ・ヴェルトフ製作によるソ連のニュース映像を用いた作品。キノ・プラウダとは「映画の真実」という意味であり、ヤラセのないドキュメンタリーといったところでしょうか。この監督は徹底した真実を描きたかったようでして、隠し撮りを好んだそうな。確かに映っている人が「撮っている」という認識があれば、無意識に行動や言動が変容してしまうかもしれないので、隠し撮りで映された人々の行動や言動が本当の真実なのかもしれません。
それにしてもレーニンの葬式は迫力がありました。その葬式を見つめる錚々たる面子。スターリンと、、トロツキーでしょうか?この二人は後に政権争いをするためなんだか切ない気持ちになりました。
また、終盤はアニメーションも巧みに使用されています。
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