ちーちゃん

ドラキュラ血の味のちーちゃんのレビュー・感想・評価

ドラキュラ血の味(1970年製作の映画)
3.6
シリーズ5作目(クリストファー・リー主演では4作目)
U-NEXTで鑑賞。

冒頭の掴みはとても良い!
でも主役の復活が遅くて40分もかかってる。やっとこさ登場しても、相変わらず自分では手を下さず周りをパシらせるスタイルなので、ちょっと退屈。しもべを死なせた連中に復讐するというあたり、変に義理堅くて草。
復讐の対象者を吸血によって失血死させるわけでもなく、吸血鬼モノである必要性を感じない。ただの超能力使える性格悪いオッサンとして見るならアリ。やっぱり私は自分の城で暴君としてふんぞり返ってるドラキュラが見たいんだよ〜〜〜これはなんか違うんだよ〜

とはいえ屋敷や礼拝堂のセットはしっかりしてるし、コスチュームも素敵。シリーズ御用達ジェームズ・バーナードさんの手による音楽もやっぱり良い。あとなんといっても主役のオーラと色気。今作は特にラストで髪が乱れてるところが最高でした。なんだかんだでこのシリーズ、私は好きですよ。
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